• 2024-02-21

    第7回城内みのる政経勉強会

  • 2月12日、浜北文化センターで開催された第7回城内みのる政経勉強会に出席いたしました。

    本日の講師は東京大学大学院教授農業経済学がご専門の鈴木宣弘氏による講演。

    「農は国の本なり」〜私たちの食と農を守るために〜と題してお話をして下さいました。会場には農協を中心に農業を営んでいる方々がたくさん集まり会場は立見が出るほどでありました。日本の農業は消費者の意識行動を変えなければ良い方向には変えられない、として約40分講演をされました。

    海外に食料を依存し続けていると有事や災害による飢饉で輸入が止まれば日本人の食はあっという間に危機となる。その時、日本の農家が減り続けていたら日本の食は確実に価格高となり手に入りにくくなる現在、日本の農業は農作物に肥料代・燃料費代がかかっているにも関わらずその代金を品物に乗せての販売は市場で安価に買いたたかれ農家は赤字となってしまう。赤字が積み重なれば農家は生産を続けられなくなる。農作物の適正価格での取引を声をあげていくと共に差額が大きい場合は国が補填しなければ日本の農業は終わってしまうと教授は訴えておりました。