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2022-08-26
県果樹研究センター訪問
7月21日、清水区にある研究センターに伺い、ブドウのピオーネの原木保存について伺ってまいりました。
ピオーネは、伊豆長岡町(現伊豆国市)生まれの井川秀雄氏が、ブドウの交配・育種によって巨峰を生み出した大井上靖氏の元に通い、巨峰に勝る優良種を目指し昭和32年に誕生しました。
後継者がいなかったため、ぶどう畑は交配が進んだ上、樹齢30〜40年の原木17本を残すのみとなってしまいました。
県の果樹研究センターでは、この原木から採取した枝をさし穂にして現在鉢苗を育成中とのことで見てまいりました。
センターとしては、今後苗を成長させた上、センター内の路地圃場に植栽予定であり、磐田市にある県農林環境専門職大学での植栽も調整していくとのこと、静岡県で生まれたピオーネの保存に明るい目標であります。